【かんたんスタート、メバリング⑤】~さぁ、出掛けてみよう~(全5回)

「かんたんスタート、メバリング」のシリーズも今回で最後。
これまでの4回分でロッド、リール&ライン、ワーム、フックと最低限必要な道具について触れてきました。

 

最終回は「準備はできた。さぁ、行ってみっぺ」ということで、実釣編です。

釣り場の探し方からワームのアクションのつけ方など、実釣に関する”知っておきたいこと”について触れていこうと思います。

 

●シーズンはいつ頃?

適水温は14~16℃くらいって言われています。
気温と水温の関係として、ある程度下がってくると水温の方が暖かくなるので、
気温が10℃を切っても釣れることは十分あります。

なので、関東地方なら12月から翌年のGWくらいの間くらいがよい季節になると思います。
水温を計測するのにこんな便利なアイテムもあるようですよ。

●時間帯は?

メバルは夜行性なので、夕マズメ以降がプラチナタイムになります。
が、夜釣りは危険も伴うので、今回は日中の釣りについて語っていこうと思います。

今までの実績データを元にすると、朝マズメより少し遅い時間の7時台から、
場合によっては10時過ぎくらいになっても反応が良い時もあります。
ここでポイントとなるのが”潮の動き”です。
特に厳寒期となる12月~2月くらいまでは満潮~干潮、干潮~満潮の潮位が動いている時間帯であれば、
朝マズメから寒い思いをして釣りをしなくても釣果は期待できる、という事です。

冬のメバリングは”時間帯より潮の動き”ですね。

 

●どんな所で釣るの?

これは、判断しやすいと思います。
一言でいうなら”岩のある場所”です。
海中を覗いたときに底に岩がゴロゴロ転がっていたらチャンスです、チャンス大城です。

こんなイメージです。

あとはテトラポッドの隙間とかも鉄板ですけど、共通しているのは”硬めの障害物”に潜んでいたり、周りをうろちょろしていることが多いです。

 

なので、海の水質がクリアな時は、釣りをしないとしても水底の様子を観察して岩場があるポイントをメモしておくとよいと思います。
まぁ私の場合、結局我慢できなくて釣り竿出しちゃうんですけどねw

 

●どんな釣り方がよいの?

アジングのようにアクションをつけずに、ただ巻きでも釣れやすいです。
ただ巻きの際に気を付けるべきなのは”ゆっくり巻く”という事です。1回転に1秒以上かけるくらいのイメージで巻くのが良いです。

釣りをする場所にもよりますが、必ずしも岩にベタ付きしているわけではなく、中層をふわふわ浮いていたりもするので最初から岩周りをタイトに攻めようとせず少し上のところからただ巻きをスタートしてみるとよいと思います。ただ巻きで反応が鈍ければ、次はゆっくりリフト&テンションフォールで誘ってみるとよいと思います。
それで反応がなければ場所移動、くらいきっぱり見切りをつけて良いです。

なお、水深は意識しなくてもよいです。
1mに満たないところでもバカスカ釣れることだってあります(経験済)。

【おまけ】

そうはいってもこれまで書いてきた条件に合致していても釣れない時だってあります。
そんな時は、メバルから一旦離れて穴釣りで気分転換を図るのも良いかもしれません。「どんな魚でも釣れれば楽しい」という方は是非お試しください。

 

●注意する事

いうまでもなく、冬の水は冷たいです。落ちたらそう長くは持ちません、きっと。
なので、安全対策は万全にしておきましょうね。

 

●最後に

今回、一つのテーマをシリーズにして小分けに記事を書いてみたのですが、読まれる方の負担を考えるとこういうのもありかなぁって思いました。
なにせ、ワタクシ、書きたいことが増えて乗ってくるとダラダラと長文になってしまう傾向にあるのでw

というわけで、「メバリングに興味のある方」は是非、過去の4回分も含めてお読みいただければ、とても手軽な釣であることはご理解いただけると思います。
また、もし周りに「メバリングに手を出してみたい」という方がいらっしゃるようでしたら、是非当サイトを紹介いただけると幸いです。
Googleで「文庵」と検索していただければ検索結果の上位の方に出てくると思います。

a.コラム

Posted by fumian