【房総グルメ#14】【’22/05閉店】(市原市)30年以上”個人的TOP1”に君臨し続けるネギ味噌。
今回紹介するラーメン屋さんは五井にある”喜多方ラーメン 圭水”です。
唯一無二の空間
時代に左右されない外観と、ログハウスのような壁で囲まれた店内に流れるのはJazz。
まず雰囲気に惚れたのが遡ることおよそ30年前。
私が高校生の時に同じクラスになった友達に連れてきてもらったのが始まりです。
そういえば、その当時、バス釣りに行って溺れている人を助けた帰りに立ち寄ったこともあったっけ。
あの時はツレの友人が人を助けたという興奮を家族にいち早く伝えたかったらしく店内のピンクの公衆電話で自宅に電話して知らせていたなぁ。
なおこちらは、ピンクの電話。
・・・また、話が逸れてしまった。
ちゃんとラーメンの紹介をしなきゃ、ですね。
ネギ味噌という小宇宙(コスモ)
その当時から愛してやまないのがネギ味噌ラーメン。
私以外のお客さんも注文率が高いようなのでおそらく人気のメニューなのでしょう。
この真ん中にそびえ立つ”ネギタワー”。SASUKEの最終ステージを彷彿とさせます(嘘です)。
他では味わえない味噌
そして、私がこのラーメンでもっともお気に入りのポイントが、使われている味噌が他とはなんか違う、というところです。
これは高校生の時に初めて訪れた際、未成熟な舌でも分かるくらい”なんか違う”のです。
どういう風に違うのかというのがなかなか表現しづらいのですが、いわゆるラーメン屋さんの「ザ・味噌ラーメン」的なものではなく、もう少しマイルドでやわらかく、でも味はしっかりとしていて・・・とそんな感じなのです。
うまく伝えられないですが、食べてくれれば分かってもらえると思います^^;
いつまで食べられるんだろう?
30年の間、値上げも段階的にしてきていますが、昨今の”TVで取り上げられて客が殺到するから値上げしちゃおうか”とかやっていそうな某カテゴリーのソレに対する印象とは正反対に、お店を末長く続けてくれるんなら多少の値上げはぜんぜんしてくださいと応援したくなる、そんな気持ちにさせてくれるお店です。
スタッフさんの顔ぶれは基本的に当時と変わらずなので、後継者がいないんでしょうかね。となると1代限りで店じまいしてしまうのかな。
と思うと今のうちに行けるだけ行っておきたいと思っています。
書いてたら、早速また行きたくなってきましたよ。。。
場所が幹線道路から少し離れたところなので、千葉に旅行に来た際には気軽に立ち寄れるエリアではないかもしれませんが、このラーメンは市原市の重要指定文化財にして残してもらいたいくらいなので、ご興味のある方は是非立ち寄ってみてください。
※もし、1代限りで閉店することになっても、私にとってはたくさんの思い出を残してくれたお店なので記事はその後も残しておきたいと思います。