【かんたんスタート、メバリング①】~ロッド選び~(全5回)

早いものでもう12月ですね。

昨年からのコロナ禍もあり、今年もあっという間の1年でした。

寒さも厳しさを増すこの季節、釣果も渋くなり釣行回数が激減している方、もしくは「そもそも冬は釣りしない」という方も少なくないと思います。

 

そんな方に提案をしたい釣りが一つ。

「メバリング」です。

 

メバルという魚は適水温が14℃前後というくらい、寒い時期に活発に活動します。

それゆえ、数少ない”冬の釣り対象魚”だったりします。

 

しかも。

当ブログにはありがたいことにルアーで狙えるお魚さんなのです。

 

さらにさらに。

足場が安全な堤防などから割と簡単につれちゃうのです。

(冬のつめたーい海に落ちたら、救命道具つけてても命の保証はなさそうですもんね)

 

そして。

寒い天候にさらされながらの釣行の後にスーパー銭湯でひとっぷろ浴びたり、あっついラーメンを食べた時の”至福の喜び”ときたら・・・というのも醍醐味だったり。

 

ということで、これから計5回にわたり、メバリングを始めるのに必要な事について、”1回1テーマ”を目安にお話ししていきたいと思います。

 

ここ数年で通算100匹以上のメバルを釣りあげてきた実績と経験に基づいた内容になっていますので、商売っ気アリアリの広告っぽい記事なんかよりも信用していただいてよいかと思いますよー(って挑戦的な一言は敵を作っちゃうのかしら?やばくなったら後で消そうっとw)。

 

ロッドの選び方

前置きが長くなりましたが、第1回目のテーマについて触れていこうと思います。

今回は”ロッドの選び方について”おさえておきたいポイントを3つ挙げておこうと思います。

究極なことを言ってしまうと、ダイソーで釣り具(メバリングに必要な道具は一通りそろっちゃうのです)をそろえても釣れるっちゃ釣れますけど、すぐに楽しくなってちゃんとした道具が欲しくなっちゃうと思うので、その辺も踏まえた説明とさせていただきますね。

※今回はスピニングタックルを前提にお話を進めてまいります。

1.専用モデルじゃなくてもアジング用とかでもOK

最近の釣り道具は、対象魚によってチューニングされ細分化される傾向にあります。

バス用、メバリング用、アジング用、エギング用、シーバス用・・・などなど。

それぞれの専用品を買わなきゃ釣りにならないってわけではないので、その辺は緩ーく考えてもらっていいと思います。

かくいうワタクシも、アジングロッドで小バス釣りを楽しんでいたりしますし。

ただし。

最低限の基準はあります。

メバルのような小型魚を釣るのに「松方弘樹がトローリングで使っていた巨竿と巨リール」が使えるかっていうと、これはさすがに釣りにならないです。

だって、竿がぶっとすぎてメバルのアタリなんて到底分かりっこないですからw

 

そこで、一つの目安として”メバリング用”はもちろん”アジング用”と表記のあるモデルであれば間違いありません。

これらのモデルはメバリング用の小さめ&軽めのルアーを扱うのに最適な硬さになっています。

あとはバス釣り用だったら、モデル名にLとかULって書いてあるものであればこちらも快適に釣りが出来ると思います。

 

2.長さは6.5から8フィートくらい

あくまで目安です。

出来れば実際に釣具屋さんで見本を手に取ってみるのが良いかと思います。

値段が高くなればその分軽かったり感度が良かったりなど相応のメリットもありますけど、その辺はお財布と相談して購入してもらえればよいのではないかと思います。

お金を際限なくかけられるとしても1万円以上かける必要はないと思います。5,000円前後のでも十分です。

 

3.扱いやすさからソリッドがベター

釣り竿には大きく分けて、チューブラーティップとソリッドティップというタイプの違いがあります。

それぞれ先っちょの構造に違いがあります。

チューブラーは先っちょが空洞になっており、ソリッドは先っちょまで材質が詰まっている、という違いです。

一般的には下記のような性質上の違いが述べられることが多いです。

●チューブラーの利点

・軽量化が図れる
・感度が良い
・自身でアワセの動作が必須

 

●ソリッドの利点

・向こう合わせになりアワセはあまり意識しなくてもよい
・食い込みが良い
・ロッド自体が重くなりがち

 

が。

 

私は、何はともあれソリッドタイプをお勧めします。

それは、チューブラーの最大の欠点である”外部のちょっとした衝撃で簡単に折れる”場合があるからです。

実際に私は1回経験しています。

防波堤で釣りをしていた時にへち(コンクリートの端っこ)に軽くロッドが当たっただけで見事ぽっきり逝ってしまいました。

そのロッドは2ピースモデルだったので、メーカーに折れた部分を発注するときにチューブラーではなくソリッドタイプにしてもらったくらいです。

 

最後に

参考までに私の使っているロッドをご紹介しておきます。

・ロッド:DAIWA メバリングX 78L-S

価格帯と感度のバランスが取れた1本。繊細なあたりも逃さず、しっかりとフッキングにつなげてくれるので初心者から上級者まで幅広く釣果につなげられると思います

 

いちおう、これのほかに6フィート台のアジングロッドも持っており、広く探る場合はメバリングX、足元を重点的に探る場合は短めのアジングロッドの方、と使い分けることにしています。

 

というわけで、第1回目は基本となる”ロッド”についての押さえておきたいポイント3つについてお話をさせていただきました。

 

次回は”リール”についてお話をさせていただきます。

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Posted by fumian