リールカスタムにおける”知らないと恥ずかしい”ハナシ。
みんな大好き、リールカスタム。
大別するとリールカスタムの目的はだいたい下記の3つくらいになりますかね。
1.リールの性能向上(巻き心地、飛距離などなど)
2.見た目のドレスアップ
3.個性の主張
このうち、「3.個性の主張」ってところについてTwitterとかYoutube見ていると勘違いしているケースが散見されたのでいちおー警鐘を鳴らしておこうという内容です。
「そのカスタム、全然個性的でもなんでも無いっすよ」っていうのをこっそりお伝えしようという”親切記事”ですw
まずはこちらをご覧ください。
DAIWAのスティーズCTSVTWのSLPカスタムってやつらしいです。
SLPのパーツでまとめられています。
ハンドルノブ、スタードラグ、スプールがかっちょいいですねー。
けど、これってある意味”純正”だってこと、ご存知ですか?
結論から言っちゃうとSLP WorksってDAIWAのグループ会社なんです。
SLP Worksの正式な会社名は(株)SPORTLIFEPLANETSっていうんですけど、この会社のHPの情報にその辺がしっかりはっきりくっきり記載されています。
ということは。
前述のSLPカスタムのベイトリール って、サードパーティのパーツではなく、広義の意味でDAIWAのパーツでがっちがちに固められた”個性もへったくれもない純正モデル”と言っても過言では無い、というわけです。
そりゃぁ、リールを開発したメーカーの純正パーツですから品質は折り紙つきでしょうから、性能向上は十分保証されるとは思います。
なので、性能を追求するんだったら十分アリの選択だと思います。(もしくはカスタム費用を加味して初めから1ランク2ランク上のリールを買うっていう方が賢明っていう考え方もあります)
しかーし。
大々的に販売されているカスタムパーツっていうのはそれだけ利用者も多く、そこには「個性」っていうのは無いって言ってもよいのではないかと。
ちょっとだけひねくれた言い方をすると「DAIWAの掌の上で転がされている」感が拭えないとも言えるでしょう。
この点については、SHIMANOさんも同様に”夢屋”というカスタムパーツブランドを展開していますが、自社のサイトに夢屋のパーツを掲載しているだけわかりやすくなっているかもしれません。
上記を踏まえて。
本当にリールカスタムで個性を発揮したいのなら、下記の3つのうち1つくらいはやっておかないとちょっとハズいっすよってわけです、はい。
a.alliexpressとかの得体の知れないメーカーの”誰も使っていなそうなパーツ”を入手する
b.失敗を恐れず”本当に”改造をしちゃう
c.パーツ自体を自作する
あとは”第4の選択肢”として、誰も使っていなそうなモデルを使い倒すっていうところかもですね。
(マイナーメーカーのリールも最近相当クオリティが高くなってきたというのは痛感しているところですし)
さて。
ここまで読んでいただければ、恥ずかしい思いをすることはないでしょう。
いやぁ、当ブログってホントにタメになりますねw
さよなら、サよナラ、SAYOARA(by 淀川長治)