Abuさん、日本市場を見限るってよ。
これ、人から聞いたわけではありません。
犯罪でいうなら物的証拠ではなく状況証拠、みたいなやつです。
ってか少しタイトルは盛りすぎましたでしょうか?
でも。
タイトルに書いたことは決して誇大妄想ではないと思いますよ、ってことは読み進めていただくうちにご理解いただけるかと思いますので、最後までお付き合いいただければ幸いです。
YoutuberがこぞってJB協賛撤退の話題を取り上げる前に年始早々、当ブログでも比較的早い段階で記事にしました。
本件を取り上げるYoutuberの考察や論調はピンキリで、見ていてとても面白かったのですが、もっともトンチンカンなのが「新しい社長に期待したい」とか言っているご意見でした。この方、若干Abuとつながりがあるらしく我々一般消費者よりも早くこの情報はキャッチしていたようですが、にもかかわらずヘンテコな事言ってるから、もう目も当てられず(っていうか、「実は前から知ってました」っていう人間ほど信用できないってのは持論w)・・・あぁこりゃしっかりと文字に起こしてどれだけトンチンカンなことを言っているかをみなさんにご理解いただきたい、と思い筆をとった次第です。正確には筆ではなくPCのキーボードですけど(← そんなのは言わなくてもわかるっつーの)
さてどの辺から話していきましょうかね。
Abuが日本を見限りそうな理由
1.メジャーバスプロの契約解除祭り
日本のTOPトーナメンターの契約をことごとく解除していった。でも、海外を主戦場とする人達は切られなかった。
これは、「日本のちっちゃな市場で大金はたいてプロモーションしてもらっても商売にならない。アメリカ本土で役に立ちそうな奴らにしか金払わん」という現れでしょう。
2.釣りフェス2022への出展なし
出展一覧を見ると、Abuならびにピュアフィッシングの文字を見つけることができませんでした。
これって結構大きいことじゃないですか?
小さい企業ならともかく、グローバル且つ日本においても知名度のある企業が年に一度のお祭りに参加しないってどういうこと?つまりそういうことね(出店しても費用対効果は薄いと判断したのでは)、ってなるわけです。
新商品がないから出展していない?こういうのは企業にとってお祭りみたいなもんで、参加することに意味があるのです。
特にJB協賛をやめたこの時期に出展しないっていうのは、本記事のように余計な詮索をされてもおかしくないってことです。
もし日本市場も大切にする、という気があるのであればその姿勢を表明すべく少なくともこういうお祭りには参加しないという選択肢はないのです。
3.アメリカの投資会社をなめたらあかん
現在、ピュアフィッシング(≒Abuとわかりやすくここでは定義)はアメリカ投資会社「シカモアパートナーズ」が実権を握っているようです。
その投資会社の意向が経営の全てを決めます。
したがって、最近新しく就任した社長っていうのも当然投資会社の息がかかった方であることは想像に難くないです。
そして、投資会社っていうのはとてもドラスティックに物事を進めます。
アメリカの会社なら、なお&さらです。
そんな会社が「シュリンクしていく市場にわざわざ資金を投入していきますか?」って話です。
なので冒頭の「新しい社長に期待」っていう発言に対し、「何をもってそんなポジティブな感想が言えちゃうのかなぁ?」と非常に大きな「?」が頭の中に浮かんだのでこの度、記事にしてみました。
社長が変われば会社に少なからず変化をもたらすのは世の常です。
ただ、今回の場合、その”変化”って日本市場にとってはネガティブな要素しかない、ということをこれだけ列挙すれば、わかってもらえるかなぁと。
その発言したのって誰なの?みたいなご興味がある方もいらっしゃるかもしれないのですけど、割とプライドたかそーなタイプとお見受けしたので、そこはシークレットとさせていただこうと思います。
ちなみに最後まで動画はちゃんと見て、あまりに可哀想に思ったので「いいね」ボタンを押してからウインドウを閉じたのはいうまでもありません・・・武士の情けってやつですかね。
最後に、日本市場におけるAbuの未来をちょっとだけ予想してみましょう。
●日本の釣りスタイルに特化したモデルはなくなる
・ベイトフィネスリールはなくなる
・浅溝タイプのスピニングリールはなくなる
上記はある意味ガラパゴス的な製品であり世界規模では需要が少ないので徐々にラインナップが減っていき最終的に消滅するでしょう。
(アメリカでベイトフィネスの釣りスタイルが流行ったら逆輸入的に復活の可能性もなくはない)
もしかすると、フォルムも徐々にアメリカ人の手に馴染むサイズに大型化するかもしれません。
やっぱりAbuも好き
最後に一番大事なことを言い忘れていました。
私はメーカーにこだわりはないのでAbuも大好きです。
アブのリールもベイト、スピニング共に所有しています。
なんといってもスピニングは代替スプール付きっていうのがありがたいですよね。
どのメーカーよりベイトフィネスのラインナップが豊富っていうのも、好印象だったり。
なにより80年代、釣りキチ小学生だった頃にはAbuは憧れの対象でした。
cardinalのおケツドラグなんてどんなグラビアアイドルのヒップよりもめっちゃしびれます(昭和のにんげんによくあることですw)。
そう遠くない将来、下記にあげる日本の釣りに特化したタイプのリールは手に入らなくなっちゃうかもしれないと考えると・・・推測とはいえとても寂しいです。
ウルトラキャスト、買っちゃおうかなw