I-DC5の実力を”ちゃんと”体感できるセッティング、発見。
このところなかなか釣りに行けなかったので、さすがにあまりインターバルが空いちゃうとキャストの感覚も鈍っちゃいそうということから本日は近所に短時間釣行。
まぁ、こんな寒くちゃ釣果なんて期待できないよなぁってことで、先日購入したSLX DCXTのキャスト練習をテーマにしていきましょーってことで。
ハンドルノブをフルベアリング化したからその辺の調子も確認したかったしネ。
内部のラインモードもP,F,Nと外部ダイヤルもw〜4までそれぞれいじくり倒しながら、DCのブレーキがちゃんと効いているのを実感できるセッティングを見つけることができました。
セッティングは以下の記事とほぼ同一。
唯一違うのは、画像にもあるようにルアーがダイソーのVJ(通称DJ16g)とシャッドの組み合わせっていう点。
この環境で、内部のラインモードを「N」、外部ダイヤルを「2」にして8分目の力でオーバーヘッドキャストすると、あら不思議・・・
ルアーが飛んでいく最中に糸が放出されている間、断続的に”竿(糸)が引っ張られる感じ”を体感できます。
ここが超重要なのです。テストに出ますw
どういうことかっていうと。
断続的に”竿(糸)が引っ張られる”ってことはブレーキのON/OFF(デジタル的に0と1)がちゃんと作用することで、糸が出たり止められたりを手元で感じられているってわけです。
これは、DC以外のベイトリールでは理論上感じられない感触なのです。
なぜなら、遠心にしてもマグネットにしても、基本的にキャスト直後のスプールの回転数が最大の時にブレーキが一番強くかかって、その後は、回転数が落ちていくにつれてブレーキが弱まることがあっても強くなることがないからです。
一方、DCは下記のグラフを見ていただくとお分かりのとおり、スプールの回転数が落ちる中で、ブレーキがかかったあと弱まってそのあとまたかかって・・・みたいな凸凹が発生します。
ということは、ブレーキがかかった後ブレーキが弱まるタイミングで、ルアーの飛んでいく勢いが復活しその時に”竿(糸)が引っ張られる感覚”がうまれるのです。
この感覚を体感しやすい設定が前述のブレーキセッティング&ルアーウエイト、っていうのを文庵なりに見つけましたよ、っていうのが今回のお話でした。
不思議なことに、外部ダイヤルを「3」にすると、この”引っ張られる感”はなくなります、そして飛距離は著しく落ちます。
「1」にすると、こちらも”引っ張られる感”はなくなって、反対に飛距離が伸びます。DC音も心なしか小さくなっているような。
なので、もしかするとこの「断続的に竿(糸)が引っ張られる感」を感じられる場合がもっともDCブレーキの効果が発揮されている、という一つの物差しになるかもしれませんね。
なお。
文庵的には海で使う場合は飛距離優先で「1」、バス釣りで使う場合は汎用性とトラブル回避を最優先して「2」で使うことになりそうです。
いやぁ、この技術、ホントにすごいや。
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