人気ルアーの転売をなくす至ってシンプルな解決法。

2022年5月26日

はじめに

今回はあくまでワタクシの主観であり異論は認める前提で書いていこうと思います。

釣りユーチューバーのフロランさんの動画で「転売は人に迷惑かけなきゃ云々〜」みたいな事を仰っていましたけど、転売という行為が、本当に欲しい人の手元に届くことを妨害している時点で迷惑をかけているわけですからやっぱり転売は「悪」なんじゃないかなぁって。

ちなみに、フロランさんの動画は好きですよ。コチラのChの動画を見てダークウルフ50の購入に踏み切ったくらいですし。

これからも応援してますよ〜。

 

そして残念ながら今のままでは、ルアーの転売は今後もなくならないとも思っています。

だってそもそも釣り師と転売ヤーとでは購入の動機がまるっきり違うわけで、またお互いに譲歩できる糸口は見出だせるわけもなく「プレ値で買うカモがいる限りは絶滅しない」という永遠に平行線コースなのです。
解けない愛のパズルを抱いて眠りにつくのと一緒です、Get wild and tough。

 

でも、我々釣り師側の考え方を少しだけ変えることで転売ヤーを大人しくさせることはできます。

それは、我々釣り師が「おとな」になることです。

 

「おとな」になるって？

具体的に言うと、高いお金を払ってまでレアなルアーを欲しがらない事です。

考えてみてください、我々、釣り師の目的ってなんでしたっけ？
魚を釣ることなんじゃないでしょうか？
魚を釣るための手段として、そこまで人気ルアーにこだわる必要って果たしてあるんだろうか？と自問自答をする、そのルアーじゃなきゃ釣れないという魚って本当に居るのかなって立ち止まって考えてみる、と。

怒りの感情を抑えるアンガーマネージメントの一つの方法として「感情を爆発させる前に6秒我慢してみる」というのがあります。それに近いイメージですかね。

そして少し視点を変えて「似たようなルアーでも釣れるんじゃない？」って方向に気持ちを切り替えてみる、と。

これをアンガーマネージメントならぬ「アングラーマネージメント」と、この際勝手に命名しちゃいましょうw
釣り師のみなさん一人一人が、このアングラーマネージメントを実践することで、需要過多の状況は沈静化し、転売ヤーも「儲けが出ないならもういいや」と釣具の転売には興味を示さなくなり、そのおかげで市場に流通する在庫が増え、容易に購入出来るようになると思うんですよねー。
とーぜん、買い占めみたいなカッコ悪い行為も控えるのは言うまでもなく、です。

 

未だ品薄のPS5みたいな「この機械がないと遊べないゲームがある」みたいなオンリーワン要素が存在する商品とは異なり、ルアーは「魚を釣るという目的」に対しては替えが効く商品が多数存在する、ということを頭の片隅に入れて手段の豊富さをむしろ楽しんじゃいませんか？自分で考えた末に購入したルアーで釣れたら嬉しくない？っていう提案を今回のまとめとしたいと思います。

「ルアーは魚を釣るものであり、アングラーが”釣られる”ものではない」

〜ソクラテスの弁明より〜（嘘ｗ）