話題のダークウルフ50、徹底検証!!

ということで、性懲りも無く街録Chっぽいテイストのサムネにしてみたわけですけど。

電車の中釣り広告みたいに目を引くのかなぁ、とトリビュートっていうかインスパイアっていうかパクらせてもらいましたw

以前、別のサムネイルにて本家の三谷さんからTwitterでいいねもらったから公認ってことにこの際させてもらいましょーw

で。

秋頃からカートに入れてはキャンセルし、またカートに入れてやっぱりキャンセルし・・・を繰り返していた”とあるリール”を注文して約数週間。

ようやく船便で届きましたよー、きょーびカートに入れて注文したら翌日には届いてしまうのが当たり前のなか、いやぁ本当に長かった。

ちなみに注文したのが12/22、到着したのが1/9でした。海外発送にしては早かったという印象です。(もっと時間がかかったケースはざらにありましたので^^;)

 

黒い狼

購入したのはこちらです。

中華釣り具メーカーの中では割と評判の良いツリノヤさんが出しているベイトフィネス 「ダークウルフ DF-50R」です。

このリール、ネットの評価が軒並み高いのです。

”フィネサー”を自称するワタクシにとって、無視できない存在だったの(とそんなに高くないっていう単純な理由)で、今回AliExpressという海外通販サイトから購入してみました。

AliExpressは自作ルアーのパーツとか大量買いするものは圧倒的に安いので今まで何回か使ったことがあったのですが、この度はじめてここでリール購入してみることに。

誰でも利用できるクーポンを適用してで6,978円でした。

国内主要メーカーのフィネスリールはこの値段ではまず買えないですよね。

日本のフィネスモデルでそこそこ使えるロキサーニBF8がセール期間中に12,000円台で買えるのが最安値ってとこですかねー。

 

おそるべし中国4,000年の歴史。

 

ご存知の方も多いかもしれませんがこのダークウルフというモデルは現在3代目まで出ており、今回購入したのは初代のものになります。

初代:DF-50L/R

2代目:DF-50HL/HR

→初代のハイギアモデル

3代目:KF-50SL/SR

→全体的にスペックアップしているみたい

※3代目の方がスプールは軽いようです。

 

なぜ初代を購入?

あえて初代の購入にこだわった理由はコレ。

ローギア且つシャフトレススプールだからです(ちなみに34mm径だそうです)。

ちなみに、3代目はシャフトが長いスプールになっています。

理論上はシャフトが長かろうが重かろうがスプールの回転(慣性モーメントっていうんでしたっけ?)には大きな影響を及ぼさない、っていうのは聞いていたので理解はしているんですけど、昔AbuのRevo ALTを使っていた時にスプールの空回転が滑らかだった印象があり、どうせ購入するならシャフトレススプールのモデルにしてみよう、と思った次第なのです。

 

ではでは、早速開封していきましょう。

 

オープン、セサミ(ひらけごま)♪

怪しいグレーの袋に入ってテープでぐるぐる巻きに梱包された状態からダンボールを取り出して開けてみると・・・

・・・?

プチプチに包まれたダークウルフの箱とともに同梱されていたDaiwaのリールケース(これって正規品?なわけないですよね、多分)。

反対側の面にはSTEEZのロゴまであしらわれているからさらにfunnyです。

さて。

プチプチを剥がして、箱の側面を見てみましょう。

この面は英語なのでなんとなくスペックが分かりますね。

興味深い(っていうか面倒臭い)のが、ラインキャパシティの太さの表記がlbではなくmmってところ。

0.165mm →   4lbで130m

0.185mm → 5lbで110m

フィネスリールですから、フルに糸を巻くことはないと思いますけど細糸が扱えるのはありがたいです。

 

反対側の側面は中国語です。

I have no ideaです。

何が書いてあるかさっぱりわかりませんw

おそらく英語と同じようなことが書かれているのでしょう。

 

 

今度こそ、いざ、開梱。

箱の中にはさらに黒い巾着袋が付いていました。

この袋、演歌歌手の衣装orおばーちゃんのお出かけ着のようなイメージの素材で、なにげに肌触りがよいです。

 

次はいよいよ袋から出してみたいと思います(どんだけ引っ張るんだっつーのw)

・リール本体

・袋

・分解図

箱の中身はいたってシンプルに上記3点が入っていました。

 

そして、手に持った印象ですが・・・

めっちゃ軽いっ。これがフルカーボンのなせる技ってところでしょうか。

今のところ私のベストベイトリールである20Tatula SVTWが190gに対しダークウルフ50は151g。

その差39g。

10円玉およそ9枚分の重量差ですよ、90円って割とずっしりするじゃあーりませんか、そこの奥さん。

鈍感力が24時間常時発動しているワタクシにだって理解できるくらいの重量差ですw

 

専門家の方々は、剛性うんぬんとか色々言ってきそうですけど、私にはそんなことはわかりませんw

つーか、フィネスで使うのにそんながっつり剛性にこだわらなくても良いんじゃない?と割り切っています。

そして、肝心な巻き心地はどうかというと。

そりゃぁシマノやダイワやアブに比べたらシルキー感は劣るかもしれませんけど、全然利用には影響ないレベルで問題なし。

一応、後で注油しておきましょう。

 

FTBの完全コピーなの?

このリールについてYoutubeやブログで触れている方々の内容をみると、シマノのFTBにどれだけ寄せているのか、詳細に触れている人が誰一人としていなかったので、当ブログではその点についてしっかり触れていきましょう。

1.ブレーキダイヤルはマグネットの効き具合を調整

この機構は、FTBのパクリってことで良いと思います。

ブレーキの効き具合を最小にした状態がこちら。

 

ブレーキを最大にした時の状態がこちら

ブレーキがスプール寄りにせり出しているのが分かりますね。

 

2.スプールとマグネットの距離は可変

言葉で表現すると難しいのでSHIMANOのサイトから図を引用させていただきましょう。

マグネットとスプールの距離が縦方向に可変する機構について、どの動画もブログも触れていなかった(1つだけ、この機構はダークウルフにはついていないと断言していたブログがあったような・・・)ので、確認してみたら上図の通りに可変しました。

本家のFTBがどれくらい可変するのかを知らないので、本製品との可変具合の比較はできませんが、ちゃんとマグネットが埋め込まれたプレートがスプールに近づいたり離れたり動くことだけは確認しました(動く量はわずかで数mm位でしたけどネ)。

ということで、シマノのFTBをほぼ完全に模倣していることが確認できました。

 

見づらいかもしれませんが、レベルワインダーもしっかりメガホン状になっており、スプールとの距離もある程度確保されているため、ライン放出時の負荷が軽減される設計がきちんとされていることが分かります。

 

まとめ

箱を開けてからの1stインプレッションとしては、世間の評判通りの高クオリティ。

ではでは、実際にどれくらいまので軽量ルアーをちゃんと使えるのか、については次の機会に報告させていただきましょう。

 

アジング・メバリングにも使えるレベルだと嬉しいんだけどなぁ。

 

5lbをハーフライン位巻いてみて、クラッチ切ってラインを引っ張ってみたら、我が20Tatula中華スタムよりもテンションかかるような気がするので、アジング・メバリングには厳しそうな予感。。。^^;

 

2022/12追記

最近はもっぱら、Dreamtackledesign社のFormula Dを使いまくっています。

文庵的には国産リールと肩を並べるくらいの高品質なリールにご執心です。

そんなリール聞いたことないって?

そりゃそうでしょう、日本に上陸してまだ日が浅いですからねぇ。

しかしながら、このリール、バス釣りの本場、アメリカの釣り具フェスで賞を取っているんですよー。

当然のことながら中華リールなんて比べ物にならない、日本国産主要メーカーと肩を並べる高品質なれべ

当サイトではいち早く入手し、おそらく国内で一番早くレビューしていますので、こちらもご覧いただければと。