DAIWAの”SVコンセプト”、もっと評価されてもよくね?
最初に言っておくとメーカーにこだわりはありません。
DAIWA党でもSHIMANO党でもAbu党でもKASTKING党でもありません。
それぞれのメーカーのベイトリールも使ってきました。
その上で言います。
もうベイトリール はDAIWAのSVTWって名前がついているやつ1個だけ持っていればいいんじゃないか、と。
DAIWAのSVコンセプトはその名の通り「ストレスなく様々な利用シーンで使うことのできる」ことを実現しているとおもいます。
特にバックラッシュというベイトリールを使う上でいちばんのネックとなるトラブルの発生率は最も低いのではないかと思うのです。
「ちょとまておにーさん、SHIMANOにはDCブレーキっちゅうデジタルで制御するハイテクリールがあるのじゃ」と突っ込みたくなる人もいるかと思います。
私もかつてはそう思っていました
が。
私は、1つの動画を見て認識が変わりました。
それがこちらの動画。
23:08くらいから見てみてもらうと、釣りガール2人がこの日初めてDCを使った感想を言っているのですけど、そんなに絶賛していないのですよ。
飛距離についても前述の動画で、あの”SHIMANO大好きYOUTUBER”のマスゲンさんも「(Tatula使っていた時と)そんなにかわらんけどな」とツッコミ入れているくらいですから大差はないんではないかと(使い込んできたら変わるのかな、その前に飽きちゃわないかな)。
多分、これがベンチマーク的回答じゃないかと。
練習すれば慣れてくる、それはどのリールについても言えることだと思うので、DAIWAのSVTWモデルだって一緒です。
でも、おそらく慣れるまでの練習回数はSVTWの方が圧倒的に少なく済むと思います。
だってラインの量とかブレーキのかけ具合さえ適正であればサミングしなくてもバックラッシュしないんですから。
と。
今回はSHIMANOのDCの話がメインではなかったですね。
そうそう。
話は戻って。
私が言いたかったのは、そんなに素敵なSVTWが少し評価が低すぎやしないか、という点です。
そこで。
今回、私だったらどのようなプロモーション戦略を立てるか、を好き勝手に書いていこうと思います。
SVTWプロモーション向上作戦
1.ちゃんと自信を持って説明できるプロを準備
並木さんは釣りの腕は確かかもしれませんが、説明があまり得意ではない方だと思います。それに、自信を持って説明ができないどっか引け目というかコンプレックスみたいなのを持っているのがデモンストレーターとしては力量が足りないのではないかと思うわけです。
こちらの動画では、3名のSHIMANOデモンストレーターに囲まれ、完全アウェイの状況だからっていうもあるかもしれませんが、そこはプロとしてDAIWAの看板を背負って登場しているわけですから、自信を持って製品の良さをアピールしてほしいのですけど、そういうのがちょっと弱い気がするのです。
なので、ここは釣りの実力はもちろん説明力/プレゼンテーション能力に長けた人材をデモンストレーターとして連れてきませんか、っていう話です。
昨年末でAbuと契約終わってしまった小森さんあたりは上記の要件を満たしていると思いますし多少契約条件が悪くても乗ってくるんではないでしょうか(っていうかもう水面下で契約してたりw)?
2.コンセプトや機能に名称つけすぎな件
SVコンセプトやらAIRブレーキやらTWSだの御託を並べすぎだと思います。
それが、この画期的なブレーキシステムがどういうものかをぼやかしてしまいユーザーに伝わりづらくなっているのでは、と。
正直私もよく理解できていませんw
したがって、SVブレーキ、SVラインシューター(TWSのことを勝手に違う名前考えちゃいました)とか回転部ならびにライン放出部の名称をSV○○に統一してしまうっていうのが手っ取り早くないですか。
SV=ストレスフリーバーサタイルっていうのは嘘偽りないですし。
3.ブレーキシステムの模型を量販店に置く
DAIWA系の大手量販店のキャスティングにだけでも、スプールとインダクトローターの拡大模型を置いて、回転と同時にインダクトローターが外にせり出すギミックを目で見て理解してもらう。この可変機構が繊細なブレーキ処理をしているというのをもっと前面にアピールしていいと思うのです。
4.ブレーキの動きの説明に重きをおいた動画を作る
まずはスプールの回転とインダクトローターのせり出しがよくわかるCGシーンを必ず挿し込む。
それと、先日、ノーマルスプールに多めにラインを巻いて遠投した時に、滞空時間が長いのでその間ずっとスプールを見ていたのですけど、ブレーキの設定が多少ゆるくて初速で糸が少し出すぎてもそのあとちゃんとリカバーして綺麗に放出されるように調整してくれるのを見て感心しました。何度か試してもそういう動きをしたので偶然ではありません。このリカバー能力を実写で録画して「このブレーキは回転中にもラインの放出具合を補正してくれる」というのをアピールするのです。
そして、マニアな釣り人の格好した人ではなく、もっとライトな層でも手軽に扱えることをアピールするために、ファッショナブルなにわかアングラー(女性)にキャストさせ「私でも簡単に投げられる」みたいな構成でまとめ上げる、っていうのはいかがでしょう。
まとめ
DAIWAのSVがもっと認知度が高まって評価されて欲しい、という願いから急遽本記事を書いてみました。
釣りの用途も利用者のレベルも何から何まで幅広く対応できるDAIWAのSVTWシリーズ。
ご興味のある方はぜひお試しあれ。