私がベイトフィネスのメバリング にこだわる「理由」。
理由を実に完結に述べていきたいと思います。
●その1 巻き取りスピードの安定感
メバリングの時の巻き取るスピードはゆっくり且つ一定のスピードが良いと言われています。
巻き取り量はベイトリールでもスピニングリールでもどちらのタイプのリールでも1回転60cmくらいのものからありますので、互角の勝負ですが、ポイントは「一定のスピード」ってところです。
そこで重要になるのがハンドル回転時のバランスです。巻き取り時に安定した回転を実現できるのは遠心力とかその辺りの関係で圧倒的にダブルハンドルが有利です。
ベイトリールはダブルハンドルが大半なのと、ロッドのリールシートからハンドルまでの距離が遠くないことも相まって、丁寧に巻けばスピードを安定させやすいのです。
なお、スピニングリールの多くは基本シングルハンドルなので、丁寧に巻こうと意識してもスピードにムラが出てしまうのは否めないのです。
と言っても、ダブルハンドルのモデルをチョイスする、っていうのもアリっちゃアリですので、これだけでは少し説得力には欠けますよね。
ってなわけで、次に行きましょう
●その2 飛距離がそんなに必要じゃない
メバルは防波堤や岩礁だったら足元でも釣れる魚です。
従って、遠投しなくてもポイント選びさえ間違えなければ、ジグ単を15m〜20mも飛ばせれば十分だったりします。
一方、アジは回遊している魚でもあるため、どこに現れるかある程度広範囲にサーチが必要なため、アジングでベイトフィネス のメリットを享受するのは難しいのではないか、と思い初めています。
●その3 手返しが良い
これは、メバリングに限らずどんな釣りでもベイトリールを利用する際のメリットになりますね。
だって、スピニングみたいにベイルを返して、糸を指でつまんで、投げて、ベイルを元に戻して、という一連の操作は不要で、クラッチを切って、ぴゅっと投げる、という2つのプロセスだけで済んでしまうんですから。
●その4 投げてて楽しい
これは完全に主観ですw(が、同意いただける方もいらっしゃるかとは思います)。
バックラッシュのリスクを感じながら、少なからず緊張感を持って取り扱う、というのが「俺、今、コントロールしているぜ」みたいな気にさせてくれるというか、操っている感が心地いいんですよね。バックラッシュした時の絶望感は底知れないですけどw
以上、4つの理由を挙げましたけど、ルアーウェイトに関わらず操作できるんだったら、もう言うことなしだと思いません?
・・・ということで、もしご興味が出てきたら是非メバリングでベイトフィネス の導入を検討してみてください。
専用機を購入するのも手ですし、私のようなカスタム派だったらパーツの選択次第でより安価に実現も可能だと思います。
※注意!!
本記事は「ベイトフィネス でのメバリング」を対象としています。
バス釣り用のベイトフィネス モデルのリールが全てメバリングで使えるか、というとそんなことはないと思います。3g以下の重さのルアーが全然扱えない、というモデルもあると思います。
そういう時にはスプールの重量を調べて、そこから検討していくと良いと思います。10g以上のスプールだったら対象外と思っていた方が良いでしょう。