世のパパ必見!子供を釣り好きにさせる方法公開!

うちの子(9歳オス)は空手教室に通ってるのですがそれが大嫌いです。
最近までそれよりももっと嫌いだった「魚釣り」。恐らく昔一緒に行ったときなかなか釣れなかったり、木に引っ掛けて仕掛けを壊して私に注意されたのが原因だと思われるのですが、それ以来絶対についてくることがありませんでした。
そんな彼がたまたま機嫌が良かったのか先日「たまにはついていこうかな」と言ったのでここは挽回のチャンスとばかりに以下のポイントをおさえてプランを立てました。
 
1.とにかく最低一匹は釣らせる
2.手段はルアーでも餌でも何でもOKとする
3.子供が帰ろうと言ったらすぐにやめる
4.「自分でやるよ」と言わない限り手取り足取り教えてあげる。
 
・・・というわけで、「1」については、真っ先にブルーギルが思い浮かびました。「魚類の上地○うすけ」というくらい底無しバカなので、簡単に釣れるだろうということで、フィールドは比較的足場の良い野池を選択。この野池には「てきとーに糸を垂らしたら余程のことがない限りギルが一匹は釣れる」という水門があるのでボーズ回避は最優先に。
「2」についてはアジングワームとパワーイソメ(ブルーベリーの香り)を用意。生き餌の方が釣れると思うのですが、現代っ子にとっては手が臭くなるのが嫌みたいなので、ここは、子供にとっての「取っつきやすさ」を優先。
「3」は釣れても釣れなくても子供のペースを尊重し「釣りって一日中やらなくてもさっと来てさっと帰ってもいいんだ」と手軽さを刷り込むことに重きを置きました。
「4」はとにかくもう召し使いのように動いて魚とのバトルを純粋にまずは楽しんでもらうように、と。ただ、自主性は重んじてあげたいので「自分でやる」と言ったことはまずは見守ってあげるスタンスを遵守。
釣り場に向かう道中は余計な期待やプレッシャーは与えないために釣りの話は向こうが振ってこない限りしないことを徹底。
で。現場到着後、まずはパワーイソメで開始。
魚影は見えるものの餌には見向きもせず。
一方、マイクロタッピーで攻めていた私は1バラシ(笑)。
飽きる前に一匹釣らせたい私はあまり粘らずに「鉄板ポイント」の水門に移動し仕掛けもアジングワームにチェンジ。
すると開始早々ギルのついばむようなアタリを竿先で感じるようになってから我が子のやる気スイッチもonになったようで、ワームのサイズや針のサイズを子供の意見を聞きながら変更し試行錯誤すること数分、見事ちいちゃなブルーギルを釣り上げることに成功。その後は続かず「帰ろっか」の一言が出たので欲張らずに終了。
「また来ようね」という前向きな発言が出たので、一匹釣れたご褒美に帰りに釣具屋さんに立ち寄り好きなアジングワームとルアーをタックルケースを一個買ってあげて「次は自分の道具で釣る」というモチベーションキープにつなげました。
そして、次の週末。

同じ野池にて、パパが全くアタリを感じない中、ミニクランクで子バスを一匹釣り上げたアイツはもう早速父親を越えてしまいました。孫悟飯よりもルークスカイウォーカーよりも最速だと思いました。。。
 
ネットや動画でちょいと検索すれば大抵の事は結果が分かるぺんりな世の中にはなったものの、一方で実際に自然と向き合い"魚を釣るための工夫"という中でプロセスの大切さを楽しく学ばせるのに「釣り」は一役買いそうだと思った次第です。
子供たちは夏休みに入ったばかり。
 
そこのおとーさん、お子さんと一緒に釣りを始めるなら今ですよーw

a.コラム

Posted by fumian