とある零細釣りユーチューブチャンネルを救いたいっ!
先日、Youtubeでいろんな釣り系チャンネルを流し見していたところ、目に止まったものが1つありました。
目に止まった理由は、なんというか、その・・・目も当てられないくらい&見ているこっちが恥ずかしくなるくらいの低クオリティだったからです。
チャンネル主さんに申し訳ないので、具体的な名前の記載は控えたいと思います。サムネイルを目を凝らして見てみるとなんとなーくわかる人にはわかるかも。
一応ヒントとして概要だけ書いておきましょう
登録者数:150弱('22/11現在)
投稿者:男性
チャンネル趣旨:釣りの”プロフェッショナル”を目指す
で。
このチャンネルには縁もゆかりもないのですが、あまりにも可哀想すぎて痛ましいのでチャンネル登録者数をどうすればあげられるか、「文庵的考察」を勝手に書いていこうと思います。
(念のために、言っておくとワタクシYoutuberではありません。CHは一応設けていますがほぼ機能していない状況です。)
これらを実践すれば収益化の第1関門クリア!!
1.サムネイルは意味あるものに
「釣り業界を変える」とかのタイトルならまだなんとなく分かりますけど「海賊王になる」とか視聴者置いてきぼりのタイトルだとクリックまで辿り着きません。
タイトルやサムネの文字で「これから視聴者のみなさんにとって有益な情報を提供しますよ」、という事が分かるようなものにしていきましょう。
Youtubeは動画を見てもらわなければ始まりません。まずはクリックしてもらうための第一歩から見直しましょう。
2.毎日投稿するだけならただの自己満足
毎日投稿をアピールしてるけど・・・他の人がやっていないことをするっていう発想の元に実践しているんだとしたら素晴らしいと思いますが、現在Youtubeの動画のクオリティは素人さんのものでも日増しにレベルが高まっています。
なので、毎日投稿すること自体が視聴者のCH登録に直接的につながることはまずありません。
毎日投稿される動画が視聴者にとって「見たくなるもの」である事が最低限のスタートラインなのです。
それではどういうチャンネルが高いレベルであり「見たくなるもの」と言えるのか。
これには2種類あると思います。
a.動画としてのレベルが高いもの
b.そのチャンネルでしか入手できない(or他にあまりやっていない)有益な情報を提供しているもの
です。
それてはまず「a.」について見ていきましょう。
a-1.動画編集はPCで
当該チャンネルの動画はスマホやタブレットでちょちょっとテロップ当てているだけのような気がします。
もしPCでやっているんだとしたらもうちょっと、例えば不要な部分をカットしたりテロップにSEを充てたり、他の大手Yotuberが当たり前にやっていることを取り入れるべきですし、最低限それらのスキルは身につけておく必要があると思います。
よく聞くこととして大手Youtuberの動画って、数秒に1回はSEを入れるようにしているみたいなんですよ。そうやって数分の動画を視覚と聴覚で興味関心をキープさせているみたいなんです。
もしPCを持ってなければ、今すぐドスパラあたりでモニター込みで10万円前後くらいで構わないので安くて性能のいいデスクトップPCを購入してきましょう。
a-2.OPとEDを用意(あとBGMも)
これは、b.にも直結してくることなのですけど もし仮に自身のチャンネルで提供する情報が他が真似できないオンリーワンのものだったら、OPとかEDとかはいらないと思うんです。
でも、Youtubeは放送配信です。個人が番組として提供するわけですから、内容が若干薄くても番組としての最低限の体裁は整えておいた方が視聴者はクオリティの高い動画だと思って一定の評価をしてくれるでしょう。
ちなみに、Youtuberではないワタクシもこの程度のアイキャッチならちゃちゃっと作れちゃいます。(ちなみに動画、音楽全部自作)
次に「b.」です。
b-1.言いたい事が分からない
当該チャンネルに関しては、もしかするとこちらの方が難しいかもしれません。
というのも目標が「釣りのプロになる」なのですが、「釣りのプロ」の定義ってなんですか?とまずは問いたいです。
釣具屋さんで働いている人だってある意味「釣りのプロ」ですし、メーカーにスポンサードされている方々ももちろん「プロ」です。
多分、この主さんは後者のことを言っているんだと思いますけど、それであれば、現在多数いるメーカーのプロと自身が目指すプロの理想像がどう違うのか、を明確にあらわす必要があると思います。
「釣りの楽しさを伝えられるプロってまだまだ少ない」みたいな発言も動画の中でしていましたが、これは大きな間違いで、最近の「釣りのプロ」は釣りの魅力をつたえるために経験や学習の中で得た知識を一般人に分かりやすく説明をするという高度な技術を併せ持っています。
その方達よりも、更に頭1つ抜きん出た「何か」をもし自身がお持ちなのならそれを明確にアピールした方がチャンネルの盛り上がりの近道になると思います。
もしないのであれば・・・言わずもがなです。
まだまだツッコんでいきましょーw
「釣り業界を変える」という発言もありました。
私の疑問点は以下の通りです。
今の釣り業界のどの辺に課題感を感じているのでしょうか?
それをどのように変えていくのでしょうか?
プロになった際に契約したメーカーにはどのようなメリットが生じるのでしょうか?
実は釣り業界って変える必要ないんじゃないんでしょうか?
b-2.話したいことはまとめておく
最近はカンペを傍らに置きながら話すようになったみたいですが、それをちらちら見ながら話すのが気になって内容どころではないのでw、カメラのすぐ脇におくか、あるいはいっそのこと手元にノートやメモをおいて「見ているよ」っていうのも隠さず話をした方が自然だと思います。
・・・あぁ、まだまだとめどなく出てきちゃうなぁw
ちなみに、当ブログは「釣り業界を変える」とまではいかないまでも「身近なものを組み合わせて自作したルアーやカスタムしたルアーによる”DIY的な釣り”を楽しむ」という明確なテーマがあり、日々実践しているのは他の記事を読んでいただければおわかりいただけるかと思います。
これは数ある釣りブログの中でもワンアンドオンリーに近いものではないかという、自負があります。
今回ネタにあげたYoutubeチャンネルからはそういう「具体的な差別化要素」が見えてこないんですよねぇ。。。
あぁ、段々このYoutubeチャンネルのツッコミどころの多さが病みつきになってきた。。。w
最後に
当の本人がこの記事を読んでくれるといいんだけどなー。
このチャンネル主さんはさいわいなことに話し方や表現の仕方自体はとても爽やかな印象のパーソナリティを持っているので、上記を全部実践できれば、まずは収益化のハードル1,000は余裕で超えられると思いますよー。
ちなみに、一応Twitterではワタクシ、この方から「いいね」をもらったことあるみたいでした。
対象のYoutubeチャンネルがどうしても知りたい、っていう方はTwitterにDM下さいw
とまぁ、Youtubeやっていない私の考察ですから、戯言に過ぎないって思われてもしょうがないと思いますし、私もそう思いますw
なので今回の記事は文庵的単なる独り言でお許しください〜。