ひと手間加えるだけで安いルアーがジョイクロに早変わり!

ジョイクロって動きも出来栄えもクオリティが高いから値段がそれなりに高額なのは分かるんだけども、やすやすと買い揃えるっていうのは流石に厳しいですよねぇ。

でも。

ジョイクロのように「ただ巻きならS字形」「ロッドで煽ると(専門用語だとジャークとかトゥイッチって言うのかな)ヒラを打ってアピール」みたいな泳ぎをするルアー、あるんです。
ちょっと改造する必要はあるんですけどね。

というわけで。

レシピをご紹介しましょー。

準備するもの
1.ジョイントベイト(Viobex社)

  • Type : Slow Floating
  • Weight : 17g(5/8oz)
  • Color : 29colors
  • Price : 本体価格¥1,300+税

1300円ですよ、お客さん。ジョイクロ1個の値段で3つ買えちゃうんですよ。
ひとまず、まずはお試しで1個用意してみましょうか。

2.輪ゴム(または針金)

針金なら0.55mのタイプが強度も保ちつつ加工もしやすいバランスの良い太さだと思います。
ダイソーで売ってます。

改造方法

ジョイントベイト110SFは関節が3つあります。
これらのうち頭に一番近い位置を残して、第2、第3関節に輪ゴムなり針金を巻きつけて動かない様にに固定しちゃう、ってだけです。
①第2,3関節を固定(第2関節は輪ゴムとボンド併用して固定)

②第3関節のみ固定

輪ゴムは使わないのがおすすめですねぇ(一部使ってるけどw)。と言うのも一般的な16mmの輪ゴムを第3関節に巻くと少しはみ出てしまうのでアクションがスポイルされてしまう、という心配があるからです。

どんな動き?

今日、スイムテスト(普通に釣りに行ったのにボーズだったので言い訳w)に行ってきたインプレッションです。
でもでも、1回バイトみたいなのはあったんですよ、ほんとにほんと。
ということで動きについて解説していきましょう。
①の方はジョイントがフリーな箇所が1つなのでジョイクロに構造が近く、ただ巻きすれば気持ちよくS字で泳ぎます。
ロッドを下げて巻くと、手元に来るまで綺麗なS字を描きます。第一関節の位置やウエイトバランスの違いからかジョイクロよりもS字の幅が少し広くなるかな、ってイメージ。
トゥイッチやジャークをすれば、リアルにヒラを打ちます。こちらのアクションもジョイクロより大きいので、後ろを向くくらい反り返ります。
でも、これって出来るだけ狙ったポイントで位置を動かさずアクションをさせたい、という時にはもしかするとジョイクロよりも有利かも、と思うくらいなので、むしろメリットです。
②は①よりもさらに左右の動きがオーバーになる感じ。でも、クネクネってアクションになるため、その他の「多関節ビッグベイト」みたいな動きなので少しジョイクロとは別物になってしまうかも。

まとめ

「ジョイクロじゃなくちゃダメ」とか「GANCRAFTブランドじゃなくちゃダメ)っていう人でなければ、これはとてもリーズナブルな改造だと思います。
大きさも110mmなので、ジョイクロ128同様専用タックルでなくても使えるので、ジョイクロが高くて手を出せないという方、是非お試しあれ〜。