【ゲームの話 レビュー#11】STAY(switch)
久しぶりの「ゲームの話」です。
当初、ゲームを取り上げるのは「釣りの合間にちょこっと時間つぶし」の一つの提案として、今では二束三文で叩き売られている3DSとかDSとかPSPのタイトルだったら、投資も少なくていいかなぁと思っていたのですが・・・
ひょんなことからswitchを11,000円でゲットできてしまったのと、switchはインディーズゲームが豊富でただでさえ安いのにセールになると数百円で購入できるゲームもあることから、今回からswitchタイトルも取り上げたいと思います。
(もはやレトロゲーム縛りをコンセプトに、って謳っていた頃が懐かしい・・・)
ということで、switchタイトルの第1弾は「STAY」です。
どんなゲーム?
主人公は私と画面の向こうのクイーンというおにーさんです。
このクイーンさん、知らないうちに知らない場所に監禁されたようで、その監禁部屋に置いてあったPCから唯一外界とのやり取りが出来る相手、というのが我々プレイヤーにあたります。
クイーンさんとプレイヤーはPCを通じてコミュニケーションを取りながら、脱出の方法を探っていくというのがこのゲームです。
特徴
良かった点を○、残念だった点を☓、どちらとも取れる点を△で表していこうと思います。
◯本当に会話をしているようなコミュニケーション感覚
テキスト量、文字入力をしている”間”、時々後ろを振り返るクイーンさんの不安を感じる仕草などなど。
△プレイヤーが出来ることは以下の通りで至ってシンプル
・クイーンさんとチャットをし、時々出てくる会話の選択肢を選ぶ
・時々出てくるパズルを解く
・クイーンさんの行動を生暖かく見守る
☓唐突に発生するパズルが難解
パズルのルール自体を思いつくのが超難解。ルールさえ分かってしまえばカンタン。この落差は終始モヤモヤさせられました。
なので、ルール自体を思いつくところは、ほとんど下記の攻略サイトのお世話になりました(私がバカなだけ?)。
☓選択肢の正解に一貫性がない
監禁されたクイーンさんの不安定な心理状況を考えると、一貫性がない方がリアルなんでしょうかね。
でも、一貫性がないということは、考えて攻略することが難しくなるのでゲーム性は損なわれてしまいます。
この点がちょっと残念でした。
ゲームオーバーを回避するための手がかりがなく(会話を熟読したらヒントとかあるのかなぁ)、理不尽さを若干感じることも。
☓日本語がたまに変
洋ゲー(という表現自体はもう陳腐化してますよね)からのローカライズのレベルが低かったのか、ところどころ日本語がおかしいです。
でも、クイーンさんの置かれた立場を考えると、緊迫した状況の中でチャットをしていれば、そりゃぁミスタッチの一つや二つもするでしょう、という意味ではリアルっちゃリアルという考え方もできるかもです。
総評
おすすめ度:★★☆☆☆
購入価格:270円(セール)※定価で購入しなくてよかった
前から気になっていたタイトルだったのでこの値段で買えたのはラッキーという気持ちと、この値段まで下がったということは、下がるなりの理由があったのね、という事を学習しました。
まぁ、雰囲気は悪くないです。
このゲームを一言でいうと・・・「270円でレンタルビデオ屋さんで借りたB級映画的ゲーム。パズルの難易度をもう少し易しくしてくれていたら印象が変わったかも」