ダークウルフのスプール回転が悪くなったので直してみた。
超お恥ずかしい話なんですけど、お気に入りのダークウルフ50を誤って机の上から落としてしまいました。
普段はなるべく釣り道具は丁寧に扱っているつもりなんですけど、ちょっとした油断をしてしまったようです・・・最近疲れているのかな^^;
その後、ハンドルの回転が若干重くなって、釣り場に行ってキャストしても飛距離も落ちてバックラッシュも頻繁にするようになり、「剛性が弱くて落下の際にどっかが歪んじゃったのかなぁ」と悲しい推測。。。
スプールを取り出したところ、スプールにくっついているベアリングの回転がすこぶる悪いことが判明しました。
指で挟んで回してみると、明らかに抵抗を感じます。
そこで。
ベアリングを一旦外してみようと、amazonでスプールピン外しの工具を注文してみました。
amazonで1,500円しなかったです。
前から欲しかったのでちょうどいい機会です。
早速使ってみることに。
なお、ピンが抜けた瞬間にスピーンとどっかに飛んでいかないようにひと手間。
こうしてセロテープでフタをしておくと、万が一の時の紛失を防ぎつつどこまで取り出せたかが視認できる、という世紀の大発明。
この工具で、ピンは簡単に外れました。
そこからベアリングを取り出そうとするも、これが素手では抜けないくらい硬くはまっている様子。
なので、外さずに何か処置は出来ないかと考え、パーツクリーナーにスプールごと、漬け込んでみました。
すると、少しだけベアリング部の回転がマシになった気がします。
ですが、まだ重たい。
そこで、このリールアンダー1万円だからもし万が一スプールを壊しちゃっても替えのスプールをアリエクで注文(2,000円くらいで購入可能)すればいいやと覚悟を決め、ラジオペンチで力を込めてグイっと外してみると・・・
原因は・・・
ベアリングとシャフトを触ってみると、なんか接着剤のようなボンドのような粘っこいのがべっちゃりついてベトベトしていたのです。
それをパーツクリーナーで湿らせたティッシュでふきふきして、組みなおすと、あらまぁ見違えるほどくるくる回転するようになりハンドルの重さも見事解消されました。
ふぅ、良かった・・・。
まとめ
中華リールはこういうトラブルシューティングやチューニングもコミコミで楽しめる人とそうでない人では評価が180度変わってくるかもですね。
私はこの手の作業が楽しくて仕方がないタイプなので、あやうく2台目としてもう一つ別の機種を購入してしまいそうなところです。黒騎士2あたりがいいかなぁって思っています。
ちなみに、再度組み上げたあとFTBブレーキの目盛をMaxまで回すとブレーキがカップ内部でポロっと外れる機能が追加になってしまいましたw(これは明らかに私の技術不足です、はい悲)
もし、「そんな中華クオリティではなく、ノントラブルで同等のスペックの日本メーカーの製品が欲しい」という方は、値段はすこし上がりますが、SHIMANOのSLX BFSあたりなんていかがでしょう?