約1,500円でベイトロッドを自作っ!
我が家の釣りブースにおいてあるロッドスタンドに2ピースロッドの穂先側が2つほど余っていました。
なんでグリップ側だけないのか、もはやその理由すら忘れてしまったくらいの放置期間が経過中。
「そのうち何かの役に立つ」「新しいロッドを買ったときに使えたらラッキー」という思いからなかなか捨てられずにいたんですけど。
●グリップ部だけ売ってるのね
この”余りもの”をなんとか有効活用できないかなぁとamazonとかネット通販をめぐっていると、気になる商品を見つけました。
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こんなやつでっすわ。
こいつを使ったら、管釣りとか穴釣りに使えそうなショートロッドが作れるんじゃない?と思い立ちamazonで早速注文。
翌日にはおうちに到着(ありがとう、Amazonプライム)。
袋に入ったままじゃ見づらいですね。
取り出してみましょう。
パーツは至ってシンプル。コルクにかぶっているビニール、これもったいなくてはがせないんですよー。今回も当面ははがさない予定ですw
でも、これだけでは部品が足りませんので、以下を近所のコメリで買ってきました。
丸い木材と、隙間調整用として自転車のリムとチューブに使うテープです。
あわせて500円くらいだったかな。
●いざDIY!
では、早速スタート。
グリップ部分は部品点数も少なく簡単に組み上げられました。
その中に丸い木材に隙間が埋まる程度のテープを巻き付け、ずぼっと差し込みます。
その後、丸い木材の中心にロッドの先端部を差し込める穴を深さ5cmくらいまで掘る掘るします。
まずは手動の細いドリルで穴を開けてどんどん穴を広げていきます。
最終的には電動ドリルで6mm径まで広げます。
写真左下の部分に、ロッド部を差し込みます。当然隙間が空いているので、先述のリムテープで太さを調整し押し込んで、全長140cmくらいのショートロッドの出来上がり。
グリップ部分からグリップエンドをつなぐ部分にオリジナルロッドである証明として、そこらへんに転がっていたマジックでブログ名を記入。
この「庵」という文字。
なぜ当ブログに使ったかというと下記の通り、ひっそりと自分のやりたいことを表現するブログにしたかったというところがイメージにぴったりだったからです。
庵(いおり):僧や尼が世間から離れて静かに暮らすための家のこと
もう一文字の「文」はベタですが、私の名前からです。
ちなみに。
よく調べずにこのサイト名にしたんですけど、読み方こそ違えど「文庵」ってサイト他にもあるんですよねー。
そちらは、加賀友禅の工房という格式高い伝統工芸を商売にしている方のサイトのようです。
いっとき、google検索したら当ブログがトップに表示されたのですけど、あちらもSEO対策を強化したのか、今はあちらが検索上位独占中ですw
と。
そーこー言っているうちにリールも取り付けてみました。w
全て作業をせまい室内で行っているため、全景がわかる引きの写真がなくてすみません。。。
釣行時に使ったときには改めて写真を掲載しますね。
●まとめ
巷に売られているegg armとか鱒レンジャーのようなショートグラスロッドには興味はあるものの、ちょっと柔らかすぎないかという疑念もあって手を出せずにいただけに、ハリのあるショートロッドを独自に作ってみようという良いきっかけになりました。
グラスロッドって重たいのがねぇ・・・というのも手を出さない理由だったり。
柔らかいロッドには柔らかいなりの楽しさがあるのはわかるし、eggarmなんて色使いとかめっちゃ可愛いですしねー。
もし、多少重くてもあのぐにゃんぐにゃんに曲がるロッドでエキサイティングなファイトを楽しみたいという方は、そちらを買っちゃった方が良いと思います。
いちおうリンク掲載しておきますね。
Egg Arm
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鱒レンジャー
[itemlink post_id="13026″]
ちなみに今回作ったロッド、手元は木、先端はカーボンということもあり、めっちゃ軽いです。
ということで、「軽さは正義」「ハリは正義」という方は、この作業とてもお手軽だったので、手元に余っているロッドとかがあればお試しいただく価値はあるかもと思います
こういうリサイクルをやっている人って結構いるんじゃないかなーって思います。
お恥ずかしい話、ワタクシ、テトラの上を軽快に歩けない怖がりさんなので、穴釣りではいつ使うことが出来るのか・・・w
当面は、どちらかというとカスタムしたリールの室内テスト(シンカーとラインのバランスを見たり)に
使うことが多いかな、と。
それか、気が向いたら堤防の足元狙いとかで使ってみようかなってところですかねー。