「コンパクトカーで車中泊」を大解剖!-Honda Fit3編-

車中泊・・・実に良い響きですよねぇ。
少し前にも車中泊して潰れそうなお店でご飯食べる、みたいなTVドラマやってましたね。
あれ、毎週楽しみでした。

車中泊は釣りと相性が良い?!

釣りはいうまでもなく、魚がいる時間帯・場所が重要ですよね。そこに魚がいなくっちゃ釣れるものもの釣れないわけで。。。
って考えると、釣れる時間となるいわゆる「マズメ時」を逃したくないですよね。
千葉県の場合、よく釣れるポイントは自然豊か風光明媚な、少し南下したところに良いポイントがたくさんあったりします。
良いポイントにマズメ時に釣り座を構える・・・となるともっとも効率的&安価な方法の一つが、"車中泊して前乗りするか後泊する"っていうところだと思います。
ともあれ、車中泊ってどんな車でもできるものではないという悲しい現実も待ち受けています。
そんな状況の中、我が家の車が実は車中泊に結構向いているという事で試してみることにしました。

コンパクトカー史上最強、の車中泊カー、"fit3″

マイカーはホンダのfit3です。

fit3といえば、デビュー後に度重なるリコールが話題となり"悪名高き〜"みたいなイメージがついてしまった車種ではありますけど、それらの問題を解決した後期型は実は車の完成度ユーティリティ性も高く、中古市場では高値で取引されている人気車だったりします。
特にユーティリティ性、車内の居住空間の広さやフラットになる後部座席&荷室は、コンパクトカーとカテゴリー分けされるこのクラスでは車中泊にもっとも適していると言われるほどです。(同クラスの車:アクア、ノート、デミオ、スイフトなど)  ※フリードやシエンタはミニバンとみなし今回は除外しています。
そこで、早速検証してみました。

準備したもの

1.寝袋
3シーズン対応のもの。真冬の車中泊は行わないということで。

 

2.ウレタンマット
いくらフラットになるからといっても、硬い床の上で寝るのは自信がなかったので、マットレスほどではないにせよ、ある程度クッション性のある寝床を用意したくこちらを用意。

 

3.ランタン
車の中では基本的に寝るだけと割り切って、暗い中で一時的な明かりが使えればいいやということで乾電池で動く極めてシンプルなものを購入。

 

購入したタイプのものとは異なりますけど、かっこいいのがあったので一応イメージとして貼り付けておきます。

まずは"お昼寝"試してみた。

いきなりぶっつけ本番で釣り場で車中泊をして、もし「眠れない」とか「体調悪くなった」とかなるのもイヤなので、まずはどのくらいの快適性なのか、お昼寝で検証してみました。

んー、なかなかいい感じ。身長168cmの人が足を伸ばして寝る、っていうのはもう少し頭を上の方にずらして枕を確保とか、頭と足の方向を逆にしてみるとか色々工夫の余地がありそうです。
が。
「ロングドライブして、途中疲れたから少し横になって疲れを取ろうかな」という時には、十分な休息空間です。

次は自宅駐車場で"車中泊"。

昼寝で居住性の検証は満足のいくものだったので、次は実際に庭(兼駐車場)で寝てみました。


照明の関係で見づらくてすみません・・・この画像、両方とも後ろのハッチバックを開けて撮影したものです。
リアルさを出すために、右側にロッドを実際において、ランタンもスイッチONしてみました。
この夜の最低気温は10度前後。
気温的には凍えるような思いはしなかったのですけど、雨が時々強くなり天井に打ち付ける音がうるさかったです。

まとめ

もともと睡眠が浅い私にとっては、正直、家のベッドと同様にぐっすり睡眠とはいかず、翌朝は寝不足状態での起床となりました。
天井の高さ、寝床の幅などには全く問題は感じず、どちらかというと車自体の居住性というよりも、雨音とか、枕がなかったなど外的な要因によるところが大きかったような気もします。
したがって、100均あたりでエアー枕を購入してきて、雨の降らない日に再チャレンジしてみたいと思っています。
あと、「昼寝で一時休息を取る」というレベルなら、文句なしに最高です。