一度はお試しあれ、ネコリグ。
まずはじめに。
ネコリグってーのは、ネイルシンカーとフック(マスばり等)の構成からなるリグ(仕掛け)の事、と定義されています。
ワームの頭にネイルシンカーを埋め込んで中心よりも少し前の方にフックをチョン掛けします。
isseiの村上晴彦氏によって考案され、「根こそぎ釣れるリグ」=「ネコリグ」がネーミングの由来らしいです。
サムネイルのお魚くわえた猫のイラストはなんとなくノリでミスリードを謀ってみたみたっすw
なお、こちらのリグですが、現在多くの人たちが使っていますよねー。
ワタクシの場合、ダウンショットリグやフリーリグなどで一通りカバーできていたので、ネコリグの必要性というのをあまり感じていなかったんですけど、今回試してみたうえで多くのメリットを感じたので記事にしてみた、というのが経緯になります。
さて。
前置きはこれくらいにして、ネコリグの魅力を紐解いていきましょー。
レッツラゴー。
1.”意外と”コスパが良い
ワームのほかに、ネイルシンカー(①)とワームの身切れ防止用のシリコンチューブ(②)など構成部品が多く「結構出費がかさんじゃうんじゃないの?」とお思いのそこのあなた、ちょいとお待ちを。
①も②も釣具屋さんで購入すると、結構なお金がかかっちゃいます。
でも。
①はウエイトに特にこだわりがなければ100均で手に入ります。軽いウエイトならネジでも代用出来るし。
②はホームセンターに行って「シリコンチューブ」が売っているコーナーに行けば長いのが安く売ってるので自分で”金太郎あめ”のごとくカットすれば、大量生産できます。当面困ることはないでしょう。
そして、浮いたお金は”釣具屋さんでしか手に入らない釣具”に回せばよいのです。
あぁ、なんて合理的。
※③についてはネコリグと相性抜群だと判明した、これから発売予定のイージーラボ社のシェイキンテールというワームをチラ見せしたついでに発売に先駆け簡単にご紹介。
ネコリグってちょんちょんアクションをさせるとラインから一番近いフック部にその力がダイレクトに加わるのはイメージできると思いますが、その後、ワームのその他のパーツに力が伝わって追従する際にどんな動きをするか、ココが大きなポイントだと思うのです。
このシェイキンテール、前述の”追従する動き”が非常に生命感を感じる動きになっています。
例えるなら、新体操のリボンって手元の棒のアクションが少し遅れて以降のリボン部分に伝わっていく、あんなイメージです。
また、珍しいギミックの一つとしてテール部分に空気を捕まえておくエアポケットが用意されており、抜群の浮力を発揮するため、”水生生物が水底の餌をついばんでいるようなシルエット”を安定して再現、そんな感じに見えます。
って、言葉であれこれ書くより実際の動きを見てもらった方が早いですよね。
それでは、こちらから公式動画をご覧ください。
そして実際の釣果。
もちろん、ワタクシが釣ったやつです。
発売が楽しみですね。
2.浅瀬のエリアでも”縦のアクション”が可能
ダウンショットリグだとリーダー部の長さの分だけワームが浮いた状態になるため、水深の浅い箇所で且つ水底を意識したバスにアピールするときはネコリグか最適解だと思われます。
フリーリグでも良さそうな感じですけど、やはり”水生生物がついばむシルエット”を演出するにはネコリグに軍配が上がりそうです。
3.マスバリを使うのでサイズを問わず釣れる
これは、メリットにもデメリットにもなるかもしれませんが、特に関東エリアのハイプレッシャーなバスを相手にする際の”ぼうず逃れ”として切り札的に使うっていうのならアリではないでしょうか。
イージー・ラボ